PROJECT

株式会社ユニソン
総合・商品カタログ 2023

Branding

ガーデンエクステリアメーカーの株式会社ユニソン様の2023年度版カタログ2冊を制作しました。
2022年から継続していただいているタグライン「好きにやろうよ。」。
この価値観の共感を更に生み出し、社内外で共有できるような企画にしたいとご要望いただき、
コンセプトコピー提案を軸に企画構成・表紙巻頭デザイン・撮影・取材・ライティングを担当しました。

●企画
株式会社ユニソン様としての存在意義・目指す先の認識を揃えるため、何度もMTGを行いました。
また今回は、一方的に価値観を提示をするのではなく、
このカタログを読んで、読み手に気づきや行動変異を起こしてもらえるような企画を目指しました。

今回のカタログ企画として、「価値観の交流」をキーワードに、①一人ひとりが自由に思い描く好きな暮らしを共に創り共有すること、②単純に商材を提案するのではなく、ライフスタイル提案をしていきたいというユニソン様の強い想いを表現することに重きを置きました。

また、ユニソン様としての変化を表現するため、いまだかつてない振り切ったカタログデザインにしました。
カタログのイメージがガラッと変わる雑誌風なお洒落でpopな雰囲気にし、能動的に手に取りやすくなるビジュアルにするため、イラストは、STOMACHACHE.様に依頼しました。


●撮影
シーン毎に世界観を作り込み、日常との違和感のないシチュエーションを表現しました。
特集ページの撮影は、様々な人の「暮らしや生き方」、「価値観」を知ることができるライフスタイルブックをイメージし、商品によってストーリーを作成し、その世界観を表現するスタイリングにしました。生活の何気ないシーンにユニソン様の製品が溶け込んでいる構図にすることで、コンセプトページを通して読み手に自分の世界を広げてもらえるシーンの演出を目指しました。


●取材
インタビューページは昨年に続き、garage代表の二村様に取材をさせていただきました。
自分自身の「好き」に忠実に進化を続ける二村さまの原動力、植物と店舗づくりに真摯に向き合う姿を捉える取材を行いました。「好きにやろうよ。」を体現している二村様のストーリーを追体験する撮影にすることで、特集ページと合わせてコンセプトの「価値観の交流」を表現しました。

カタログ発刊後には、制作したイラストを展示会でも活用いただき、社員の方はもちろん、展示会来場者様からも今回の企画を高く評価する声をいただけました。
今回実現させたかったユニソン様の新たなイメージを発信することができ、そこに企業のスタイルやスタンスを伝える表現が出来たことを嬉しく思います。今後の制作も一生懸命取り組んでいきます。

CREDITクレジット

Creative Director
三浦 保高
Project Manager
橘 春希
Art Director
三浦 保高・和田 尚樹
Graphic Designer
合田 珠未令
Photographer
⾼坂 浩司
Copywriter
古屋 弥生・加藤 絢子
Illustrator
STOMACHACHE.
Stylist
MAISONETTEinc.
Retoucher
佐藤 一義