働く姿にピントを合わせ続けたい。

INTERVIEW

Photographer/Videographer

Koji Takasaka⾼坂 浩司

PROFILE

Photographer/Videographer

Koji Takasaka⾼坂 浩司

SSS(SUPER STLONG SHOOTING)※
Photographer・Videographer
Koji Takasaka ⾼坂浩司
⽇本⼤学芸術学部写真学科 卒

名古屋造形⼤学 ⾮常勤講師
⼤学で写真を学び写真スタジオのアシスタントとしてキャリアをスタート。その後独⽴して LENS の1F をスタジオとして活動し、2022 年、名実ともにLENS のメンバーに。⽣まれながらの“⽝派”。

Q.1LENS でなければ、JOIN しなかった。

ーーSSS※が発⾜した経緯を教えていただけますか?
もともとは、LENS の 1F を間借りする形でフリーのフォトグラファーとして活動していました。LENS の社員ではないけど、パートナーとして並⾛してきたんです。その間何度かメンバーに誘ってもらったことがあり、2022 年の 1⽉に「今だ」っていう感じで正式に⼊社して SSS を発⾜させました。LENS にとっては⾃社で撮影まで⼀気通貫でできる強みが⽣まれ、⾃分にとってはフリーランスでは踏み込めないところに踏み込んで、領域を広げられるというメリ ットがありました。フリーとして⾊んな仕事をしてきたけど、やっぱり⼀番⼿応えを感じたのは LENS の仕事で、ここからさらに深くコミットしたいと思ったんですね。提案の時から関わってお客様に寄り添い続ける、それができるのが LENS です。LENS でなければ、フリーランスを辞めて再び組織に⼊ろうとは思いませんでしたね。

※SSS(エススリー)…SUPER STLONG SHOOTING。LENS の写真・映像部⾨。

Q.2フォトグラファーが近くにいるのと、⼀緒にいるのと。

ーー⾼坂さんがいてくれる意味は、デザイナーにとっても⼤きいと感じます。 そうだと嬉しいですね。以前もみんなの近くにはいたけど、近くにいるのと、いつも⼀緒にいるのとではやっぱり違う。今は⾃分⾃⾝も若⼿の皆さんから刺激を受けてチャレンジのチャンスをもらっています。有難いですね、⾃分のやり⽅に固執しないって、キャリアがあるほど難しくなるから…。デザイナ ーの皆さんにとっても例えば⾹盤※の作り⽅ひとつ、撮影の⽅法、もっと⼿前のビジュアル企画からフォトグラファーと詰めていけるっていうのは⼤きいと思います。今って、特に企画提案⽤のビジュアル制作は、ややもするとストックフォトの写真をはめて終わり、になりがち。でもフォトグラファーが社内にいれば、今までの実績から表現したい世界に近い写真を選んで使うこともできるし、そのために撮り下ろしてもいい。表現のクオリティがはるかにアップするはずです。多様なメンバーと⼀緒に仕事できるのは LENS ならでは。その意味でも、プロジェクトのキックオフからどんどん参加していきたいですね。

※⾹盤(こうばん)…撮影や取材を⾏う際のタイムスケジュール

Q.3⼈が働く姿を撮り続けたい。

ーーフォトグラファー・ビデオグラファーとして、これから撮りたいものは? それはもう、働いてる⼈、ですね。⼈が働く姿を撮るのがとにかく好きで、これはずっと続けていきたい。プロとしては物も⼈物も、建築物も⾵景も、それぞれ狙いを持って撮る⾃信があります。その中でも、って⾔われると、やっぱり真剣に仕事してる⼈の姿っていうことになる。いいんですよね、どんな仕事でも、ベテランでも新⼈でも、⾃分の仕事に誇りを持って、真正⾯から向き合ってる姿っていうのは。その⼈の思いとか本質を、写真なり映像なりで引き出して光を当てたい。クライアントニーズの⾯からも、今すでに⼈材不⾜で、条件や待遇だけでは⼈材採⽤できないっていう課題をどんな企業さんでも抱えてますよね。だからその事業、職業の存在意義や価値を可視化して、伝えていかなくちゃならない。そういう仕事を LENS のみんなとやっていけたらと思います。