難しい仕事を楽しんでいこう。

INTERVIEW

Creative Director

Munehiro Haraguchi原口 宗大

PROFILE

Creative Director

Munehiro Haraguchi原口 宗大

2014年1月入社(中途)
クリエイティブディレクター
名古屋芸術大学 ビジュアルデザイン 卒

モノを作るのが好きな子ども時代。
小学校6年生の図工の時間に
評価してもらったことを今も覚えている。
現在、LENSクリエイティブチームを
率いるポジションに。

Q.1チームの良さをどう引き出すか。

ーー2023年からCD(クリエイティブディレクター)に就任されました。
 以前はAD(アートディレクター)として1つのチームを見ていたんですが、ポジションとしてはそこからちょっと離れて4、5チームを一度に見る立場になりました。僕の役目はまずADそれぞれのチーム状況や特性を把握して、仕事に応じて、良さを生かせるチームをアサインすること。そこからプロジェクトが進んでいく。そのあとはプロジェクトの進行やクオリティの管理ですよね。
 自分としては全部のチーム、全部のプロジェクトをどうやって把握するのかが課題ですね。もうちょっと全体が見ていけて、同時にそれぞれのチームと深く関わって、いいところをもっと引き出していけたらと思っています。
 2023年から組織体制が変わって、プロジェクトごとにメンバーを柔軟に組めるようになったんです。ADとD(デザイナー)の新しい組み合わせから面白い表現が生まれると思うし、お互い学べると思う。楽しみですね。

Q.2「何をつくれば?」からのスタート。

ーー原口さんは、LENSの創業期からのメンバーですね。
 僕はLENSが創業して半年くらいのときに入社したんですが、その頃と比べるとクライアント、それに仕事の傾向も変わってきました。お客様の要求がどんどん高くなっている。メジャー企業様の重要案件や、経営者様からの直接の依頼も増える一方。いいものを作るのは当たり前で、なぜこの表現に至ったのか一つひとつ問われますし、スタッフみんなにビジネスの知識が求められます。でないと、お客様と対等に話せない。その意味でLENSのCDやADはふつうにイメージされるクリエイターとは全然違う動き方をしてるな、っていうのは思います。クリエイティブに求められるものが変わったんだな、とも。
 前は「去年つくったみたいのを今年も」っていう依頼もあったんですが、今は全くない。アウトプットのイメージが何もないところからのスタートです。お客様の事業目的をちゃんと理解しないと…。難しいけど、難しい仕事を楽しんでいけるといいなぁと。

Q.3やったことのないことをやりたい。

ーーそういった中で、若手メンバーに期待することは?
 若手というか、クリエイティブチーム全体に対してなんですが、やっぱりアイデアのジャンプ!もっと色々チャレンジして、自分も一緒に表現やアウトプットの振り幅を広げていきたい。今の若手ってみんなすごくて、デザインの基礎的なレベルは高いし、自分で撮影したり動画の編集もしたり、ウェブも作れるし、自然に一定水準のものは出してくれる。でも、そこを超えたいっていう思いはある。
 お客様の要求に答えながら、LENSとして突出した何かを出していく、そのために、やったことのないことをやりたい。今までと全然違う領域にチャレンジしてゼロから何かを生み出すっていう力をつけたいですね。言えないけど、すごくユニークな業種のお客様から引き合いがあったりもするんですよ。チャレンジのチャンスはそこら中にある。だからみなさん、LENSに興味があったら遊びにきてください。このウェブサイト、ちょっと敷居が高く見えるけど、敢えてなので。自分から行動を起こせる人、すごくウェルカムです!